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2023.06.05
リンパ浮腫治療啓発
診療技術部門リハビリテーション科では、リンパ浮腫治療の普及活動の一環として、長年にわたって学会や大学教育など多方面に職員を派遣しています。今回は、理学療法士の山本優一が非常勤を務める東北文化学園大学の理学療法学専攻3年生の講義を担当しました。(リンパ浮腫チームの神保和美・高野綾も、指導者になるための自己研鑽として参加しました)。 今年は80名を超える学生が受講しました。長年この場を提供していただいている東北文化学園大学の関係者の皆様に心から感謝申し上げます。これからもリンパ浮腫治療に携わる医療者を増やすために、現場レベルの技術を体感できる機会を継続的に持ち続けたいと考えています。東北文化学園大学医療福祉学部理学療法学専攻3年生の皆さま、丸1日お疲れ様でした!
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2023.04.25
在宅療養後方支援病院のご案内
在宅療養後方支援病院(ざいたくりょうようこうほうしえんびょういん)とは、日本において2014年に制度化された在宅医療を支える制度の一つです。おもに、在宅療養中の患者様が、体調の急変を起こすなどの緊急時においてもスムーズに受診・入院ができる体制を主治医との間であらかじめ整えてある医療機関を指します。当院では2023年4月1日より開始しました。伊達市及び周辺地域で在宅療養をされている患者様やご家族が安心して療養生活を続けられるように、在宅療養担当の先生方と当院が連携して診療を行えるように体制を整えております。かかりつけの先生とご相談ください。あらかじめ当院へ患者様の登録が必要となります。在宅療養後方支援病院の制度を申し込みやお問合せの際は、地域医療連携室までお問合せください。電話:024-551-0101
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2023.04.21
大腸CT検査のご案内
CTコロノグラフィ ( CTC)とも呼ばれ、大腸にガスを注入し拡張させ比較的低侵襲かつ、当院 CTの検査処理能力を生かし短時間に大腸の 3 次元画像を簡便に得ることができます。一度大腸検査を受けてみたいとお考えの方で、大腸内視鏡検査にはご不安がある方にCTコロノグラフィ検査をご用意しています。他の大腸検査同様に腸の中をきれいにする必要があります。ただし大量の下剤は必要ありません。検査前日の検査食の後に少量の造影剤を飲んでいただき、就寝前に軽い下剤を服用していただきます。前処置についての詳細に関しては送付しました用紙をご確認ください。肛門から太さ8ミリ程度の柔らかいカテーテルをわずかに挿入し、大腸CT専用の炭酸ガス注入装置を使用する事で大腸を拡張させます。炭酸ガスは腸管から速やかに吸収されるため、検査後の膨満・腹痛はほとんどありません。うつ伏せと仰向けの2 体位で撮影を行います。位置合わせ撮影と本撮影を2 回繰り返します。検査後は普通に食事をして頂いて結構です。注射された場合その影響により検査後しばらくは目がちらついたりする事がありますので 、しばらくお車 の運転などは控えてください。撮影したCT 画像データを用いて画像処理を施し、大腸の3 次元診断を行います。大腸CT 検査の結果は 他の検診結果と共に 提出させて頂きます。33,000円(税込み)予約のとり方や検査の詳細についてはこちらまでお問合せください。北福島医療センター 予防健診センター 024-551-0109
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2023.03.28
人生100年時代?
「人生100年時代」という言葉を聞いた事はありますか? 厚生労働省によると、令和元年の日本人の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳。 健康上の問題に制限されることなく日常生活をおくれる期間を示す「健康寿命」は、男性72.68歳、女性75.38歳とされています。内閣府の「高齢社会白書の平均寿命の将来推計(2019年)」によると、今後も男女とも平均寿命は延びる予測になっています。令和47年には、男性84.95歳、女性91.35歳となり、この先100歳まで生きられる時代「人生100年時代」が当たり前になると考えられます。 とはいえ、歳を取ろうが取るまいが、怪我や病気は人生につきものです。風邪で2〜3日の間だけ寝込んだだけでも「倦怠感」「めまい」「食欲不振」に悩まさる事はしばしば…。大きい病気や骨折なら尚更に症状はひどくなるでしょう。そんな中で「いつまでも健康に生きていく?ただでさえ仕事で忙しいのに!」などと思っている方は少なくないはずです。僕もその一人です。。。 近年、テレビでも耳にする言葉「フレイル」ですが、これは「加齢とともに心身の活力(運動や認知機能 等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態」のことをさします。要は「健康状態→フレイル→要介護状態」の順になるわけです。この話しにはまだ続きがありまして「プレフレイル(フレイルの前段階の状態)」という括りも存在するんです。フレイルやプレフレイル症例は、病気や怪我になりやすく、症状が回復しにくいなどの報告がされています。また、重症化のリスクファクターとしても知られています。下記チェクリストをやってみてください。3項目以上該当すれば「フレイル」。1〜2項目該当すれば「プレフレイル」と判断されます。 結果はどうでしたか?「フレイル(プレフレイル)と診断されてしまった…」の人は落ち込まないでください!今からでも改善すればいいんですよ!病気になりづらい体に予防していけばいいんです!! そのためには、どうすればいいのか?それは簡単です。生活習慣を見直して、適度な運動習慣を身につけて、趣味など地域の活動に参加してみてください(今僕も絶賛頑張っている所です)。「いやいや、何から取り組めばいいの!?」そんな方は、日本理学療法協会が無料で発行している「理学療法ハンドブック」を参考にしてみてくだい。運動や栄養、生活習慣病の改善などに精通したエキスパートな先生方が執筆した一般の方向けの冊子です。健康づくりのお役に立てるはずです。まずは、体に良い事を一つ初めて、体に悪いことを一つ改善してみませんか?