リンパ浮腫治療啓発
2023.07.21
リハビリテーション科(部門)
大学講義に職員を派遣しました。
リンパ浮腫治療の普及活動の一環として、学会や大学教育などの多方面に職員を派遣しています。 今回は理学療法士の山本優一が非常勤を務める福島県立医科大学保健科学部の作業療法学科3年生の講義を担当しました。(リンパ浮腫チームの高野綾も指導者教育の一環で参加しました)。
リンパ浮腫は乳がん術後のおよそ10%程度、子宮がん術後のおよそ30%程度に発症すると言われています。がん治療の進歩により、リンパ浮腫の発症率の低減が図られる一方で、がんサバイバーの平均生存率が改善していることで、リンパ浮腫のような有害事象を抱えるサバイバーが増加しています。
たくさんの療法士にリンパ浮腫治療に興味を持ってもらい、臨床に立った時にリンパ浮腫を抱えるがんサバイバーの皆さんの良き支援者になっていただきたいと思っています。
作業療法学科3年生の皆さん、60分の短い講義でしたが積極的に学んでいただきありがとうございました!また、選択科目にも関わらず朝一から受講していただいた数名の理学療法学科3年生の皆さんも、ご参加ありがとうございました。