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2023.09.01
北福島医療センター公式インスタグラムのアカウントを開設しました
当院は、北福島医療センター公式インスタグラムのアカウントを開設いたしました。アカウント名は「kitafukushimamedicalcenter」です。当アカウントでは、当院の最新情報や医療関連情報を発信するとともに、病院の日常の風景など、北福島医療センターが身近に感じられるインスタグラムを目指していきます。ぜひフォローして、当院の情報をチェックしてください。#福島県 #伊達市 #病院 #インスタグラム 北福島医療センター公式インスタグラム
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2023.08.07
特定健診+乳がん・子宮がん検診 併せてご受診いただけます
一緒に受診できなかった「特定健診」と「乳がん・子宮がん検診」が、併せて受診できる日程を設けさせていただきました。令和5年8月~令和6年1月 第2・4金曜日 乳がん検診と子宮がん検診のいずれか、または両方を併せて受診希望の方となります。 ※市町村の住民検診は対象外ですのでご注意ください。 024-551-0109(予防健診センター)
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2023.07.29
リハビリテーション科内勉強会
教育研究支援の一環として、在宅連携の症例検討会を開催しました。 当法人内には様々な事業所があり連携を図っていますが、北福島医療センターの回復期病棟を退院されたのち、伊達市から委託を受けて当法人が運営する保原地域包括支援センターと連携した症例を検討しました。 ここ数年のコロナ禍において、感染対策の都合で退院前訪問指導の実施が困難となっており、新人の療法士が「具体的な生活課題に対応した目標設定」や「個別性の高いトレーニング」を実行するため経験を積む機会が失われてしまいました。 今回は退院した症例の実際の生活状況を、病棟内に勤務する療法士が垣間見る機会となりました。入院中に想定した課題がどのように対応されたかを知ることで、日々のセラピーを省みることができただけでなく、福祉用具の選定や住宅改修がどのように行われたかなどを学ぶ機会となりました。 今後も定期的な研修を継続し、地域に資する療法士の育成を進めてまいります。
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2023.07.29
第60回リハ医学会シンポジウム
6月29日〜7月2日。福岡県で開催された第60回リハビリテーション医学会において、多学会合同シンポジウムに当科職員が登壇しました。 主にがんに併存する様々な病態(がん関連脳卒中、呼吸器障害、サルコペニア・フレイル、進行がんのリンパ浮腫)について、それぞれの立場から話題提供がありました。討論では、リハビリテーションを進める上での障壁や、これからの課題について理解を深めることができました。当院では、がんのリハビリテーション分野は長年力を入れてきた分野です。日々の臨床で患者様を直接的に支援することのみならず、より良い未来を作るための臨床研究の取り組みも継続しております。また、当日は「高齢脊椎圧迫骨折患者の歩行自立とPhase angleの関連性」についての研究発表も行ってきました。全国で頑張る理学療法士との意見交換は、今後の職務に必要な刺激であり、糧となってきます。
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2023.07.21
リンパ浮腫に関するトピックス
皆さん、『リンパ浮腫』はご存知でしょうか。多くは、がんの手術でリンパ節を切除した後に生じる腕や足のむくみの症状です。全ての方が発症するわけではありませんが、一度発症すると完治は難しいとされ、長期的なセルフケア主体の保存的な治療が行われます。また治療に使う弾性着衣や包帯は療養費申請が可能ですが、自己負担金が必要になります。そのため、手術後早期よりリンパ浮腫の発症を予防することが非常に重要になります。その予防法は、①患側に感染症を起こさない、②体重を増やさない、③肩関節を大きく動かし、定期的に全身の運動療法をしましょうと報告されています。(リンパ浮腫診療ガイドラインより) 乳がんに関して見てみると、どのような特徴の方にリンパ浮腫が発症しやすいか。これまでの研究でリンパ浮腫発症に関連する要因は、脇のリンパ節の広い切除や放射線療法の施行、タキサン系抗がん剤の使用、高いBMIなどが報告されてきました。しかし、それらの要因同士の組み合わせが、リンパ浮腫の発症に与える影響は検証されていません。今回発表した研究論文では、リンパ浮腫発症に寄与する要因の関連性を報告しましたので、ご紹介したいと思います。 乳がんの女性129名を対象とし、リンパ浮腫発症に関連する要因(年齢、術側、乳房切除範囲、腋窩(脇)切除範囲、BMI、補助療法(術前化学療法、術後化学療法、ホルモン療法、放射線療法施行の有無)の関連性を分析しました。その結果、129名中、リンパ浮腫発症は11名(発症率8.5%)でした。また、術後化学療法を行い、リンパ節の切除範囲がLevel3(鎖骨の下側まで広く切除すること)、BMIが22.96以上に該当する方のリンパ浮腫発症率は44.4%と非常に高い数値でした。この3因子の組み合わせがリンパ浮腫発症に強く関連することが示されました。(The effect of combined risk factors on breast cancer-related lymphedema: a study using decision trees Breast Cancer. 2023 Jul;30(4):685-688.より抜粋) 皆さんもリンパ浮腫の発症を予防し、より元気な生活を送るためにも、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。リハビリテーション科 理学療法士 神保和美
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2023.07.21
リンパ浮腫治療啓発
リンパ浮腫治療の普及活動の一環として、学会や大学教育などの多方面に職員を派遣しています。 今回は理学療法士の山本優一が非常勤を務める福島県立医科大学保健科学部の作業療法学科3年生の講義を担当しました。(リンパ浮腫チームの高野綾も指導者教育の一環で参加しました)。 リンパ浮腫は乳がん術後のおよそ10%程度、子宮がん術後のおよそ30%程度に発症すると言われています。がん治療の進歩により、リンパ浮腫の発症率の低減が図られる一方で、がんサバイバーの平均生存率が改善していることで、リンパ浮腫のような有害事象を抱えるサバイバーが増加しています。 たくさんの療法士にリンパ浮腫治療に興味を持ってもらい、臨床に立った時にリンパ浮腫を抱えるがんサバイバーの皆さんの良き支援者になっていただきたいと思っています。 作業療法学科3年生の皆さん、60分の短い講義でしたが積極的に学んでいただきありがとうございました!また、選択科目にも関わらず朝一から受講していただいた数名の理学療法学科3年生の皆さんも、ご参加ありがとうございました。
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2023.07.20
法人リハビリテーション部門症例検討会
2年目リハビリスタッフの症例検討会を開催しました。 症例検討会とは、担当させて頂いた患者様に自分がどのように関わり、どのように変わっていったかを発表し、聴講者からアドバイスをもらったり、良い取り組みを共有して、個人または組織として今後のリハビリに繋げるための機会を言います。 当法人のリハビリテーション技術部門では、年次ごとのキャリアラダーを設けています。国家資格の取得から1〜2年目のスタッフは「最低限の基本的な臨床技術を患者様に提供できる」という目標に向けて、臨床能力、研究能力、医療安全や感染対策に加え、社会人スキルの研鑽を積むことになります。 今回の症例検討は、資格取得から一年間の研修成果を発表するもので、2年目に上りたてのスタッフによる報告をもとに開催されました。 先輩方の指導のもと日頃の臨床における研鑽の成果を発表し、一年間の成長を振り返る機会としています。リハビリテーション科では今後も患者様一人一人に寄り添えるよう、このような学びの機会を継続していきます。
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2023.07.20
専門雑誌への著書掲載!!
研究成果の公表に加え、習得した知識や技術をリハビリテーション医療の一助とするため、論文や著書の執筆を行っております。 この度、当科、教育研究支援担当の神保良平並びに笠原龍一が分担執筆に協力した洋書がSpringerから発刊されました。(分担執筆;福島県立医科大学保健科学部 森下慎一郎教授)。 本書は、造血幹細胞移植の肺およびクリティカルケア合併症のガイドとなるものです。執筆項目では、造血幹細胞移植患者の身体機能や心肺機能に対するリハビリテーションに関して解説しております(少し難しい話になっています・・・)。今後も造血幹細胞移植患者様の治療の一助としてリハビリテーションが貢献できるよう努めて参ります!!https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-031-28797-8_20
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2023.07.04
髙橋昭喜先生による職員向けの講演会が開催されました
令和5年6月30日(金)「アルツハイマー病の予防・治療法:ブレデセン博士のリコード法に関して」の講演が開催されました。講師は東北大学名誉教授で当院非常勤医の高橋昭喜先生です。アルツハイマー病の発生機序を分かり易く解説するとともに、アルツハイマー病などの神経変性疾患の権威であるデール・ブレデセン博士が提唱する「リコード法」による予防・治療法について解説してくださいました。リコード法とは、食事療法、運動療法、ストレス管理、栄養補給などの生活習慣を改善することで、アルツハイマー病のリスクを減らそうとする術です。高橋先生は、リコード法を医学的に紐解きながら分かり易く解説してくださいました。また、日本人の食生活を念頭に置きながら実践することで、アルツハイマー病の発症を遅らせたり、進行を抑えたりする一助になるものと述べられました。講演後には、参加者から多くの質問が寄せられました。高橋先生は、すべての質問に丁寧に答えてくださいました。今回の講演は、アルツハイマー病の予防・治療に興味のある方にとって、大変貴重な機会となりました。
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2023.07.03
リハビリテーション科 伝達講習会
福島県回復期リハビリテーション病棟連絡協議会主催で開催された研修会「長下肢装具を用いた重度片麻痺例の歩行再建の実際(講師:福島県立医科大学保健科学部准教授 阿部浩明先生)」に当院の理学療法士スタッフ1名が参加してきました。写真は研修で学んだことを他のスタッフへ伝達するために開催した院内講習会の様子です。若手スタッフはコロナ禍にて技術研修に参加することが難しい現状にありました。やっと協会でも対面での講習会が出来るようになり、手技を学べる技術研修も開催できるようになってきました。学んだ知識を実際に体感するこのような技術研修は、得られる経験が多く貴重な時間です・・・。患者さんへのより良いリハビリテーションプログラムに繋げていきたいと思います。
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2023.07.01
8月より午後の乳がん・子宮がん検診(住民検診)が始まります!
月・水・金曜日の午後の時間帯での乳がん・子宮がん検診が始まります。例年、検診期間後半は予約が集中しますので、早めのご予約をお願いいたします。※検診期間、受診条件等につきましては、各市町村の広報、ホームページ等でご確認ください。検診時にオプション検査を追加することができます。3Dマンモグラフィー検査 2,200円 (マンモグラフィー検査では、視診・触診では発見・診断できないような乳がんの初期症状である石灰化などの小さな病変を見つけることができます)乳房超音波検査(エコー検査) 5,500円 (月曜日のみ、受診できる人数に限りがあります)HPV(ヒト・パピローマウイルス)検査 5,500円卵巣がん腫瘍マーカー 2,200円ご予約はお電話(551-0109、午後のみ対応)または当日受付時にも承ります。※健診センターはマイナンバーに対応しておりませんので、保険証の提示が必要な方はご注意ください。
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2023.06.30
東北地方におけるリケッチア症・つつが虫病診断技術研修会が開催されました
令和5年6月29日(木)当院一階パントリー会場において「東北地方におけるリケッチア症・つつが虫病診断技術研修会:一日目」が開催されました。リケッチア感染症とは、リケッチアという病原体が主にダニによって媒介する感染症です。ツツガムシ病、日本紅斑熱など、多くの種類があります。これらの病気は死亡例も報告されており、以前より注目されていますが、検査ができる機関が限られているため、正確な診断が難しい病気です。この度、福島県立医科大学の門馬直太先生の呼びかけにより、令和5年6月29日~30日の2日間、東北地方におけるリケッチア症の情報共有と、その診断のための間接ペルオキシダーゼ法(IP法)の実技講習会が開催されることとなりました。参加施設は福島県内では、北福島医療センター、福島県衛生研究所、福島県野生生物共生センター、福島県立医科大学。県外からは秋田県健康環境センター、国立感染症研究所が参加しました。1日目の講義の会場が北福島医療センターでした。つつが虫病をはじめとしたリケッチア感染症は、福島県でも決して少なくありません。また、発見が遅れると命にもかかわる重大な病気の一つです。この研修会が、リケッチア症の診断と治療に携わる検査技術の向上に貢献することを期待しています。今回、福島県立医科大学の門馬先生をはじめとした多くの先生の協力があって、北福島医療センターでこのような有意義な研修会が開催されました。リケッチア研究所を保有する当院では、今後もこのような催し物が開催できたらと考えております。令和5年度 AMED医療研究開発推進事業費補助金(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)「ダニ媒介性感染症の総合的な対策に向けた研究」北福島医療センター 福島県立医科大学