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2024.07.08
インスタグラムやっています
現在、全国の多くの医療施設がInstagramを活用しています。当院も昨年9月より「北福島医療センター公式Instagram」を開設しました。病院の魅力をSNSで伝えることは難しいですが、当院ならではの方法で情報を発信しています。 毎日目にしていると気づかないような魅力を、Instagramを通じて発見できるようになりました。特に福島県の四季はとても豊かで、当院を訪れたことのない方にも「北福島医療センター」および「福島県伊達市」の魅力を伝えたいと思っています。 「食」は人を元気にします。当院に入院されている方はもちろん、Instagramの病院食の写真を見て元気になっていただければ嬉しいです。単に写真を撮るだけでなく、「北福島医療センターらしい病院食写真」を提供しています。 病院のホームページは毎日見ていただけるとは思っていませんが、Instagramなら気軽に情報を収集できます。北福島医療センターのInstagramでは「健診情報」「イベント情報」「活動報告」など、リアルタイムの情報を提供していきます。 写真だけでは伝わらない魅力もあります。Instagramではリール動画を気軽に見られるのも楽しみの一つです。楽しんで見てもらえるようなリール動画を意識し、特に地域の魅力が伝わるコンテンツ作りを目指しています。 利用者様には有用な情報を、学生様には病院の雰囲気を伝えたいと思っています。また、ただ見るだけでも楽しめるInstagramづくりを意識していますので、気軽にフォローいただけると嬉しいです。
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2024.06.28
7月の診療案内一覧
各診療科の診療案内の一覧をまとめて見れます。休診などの案内は以下の各診療科の詳細でご確認お願いします。
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2024.05.20
リケッチア研究会が北福島医療センターで開催されました
2024年5月18日(土)~5月19日(日)、当院、北福島医療センターにおいて、第27回リケッチア研究会が開催されました。本研究会は、リケッチア感染症に関する基礎、臨床、公衆衛生等の研究発表の場として、今回で27回目を迎えました。新型コロナウイルス感染症の影響により、この2021年~2023年は中止を余儀なくされていましたが、今年は3年ぶりの対面開催となりました。当院会場には北海道から沖縄までの全国からの参加がありました。現地+web参加者を含めると約75名の方が参加され、活発な議論が交わされました。今回の研究発表会では、リケッチア感染症の診断、疫学予防に関する最新の研究成果等が発表の他に、当院のリケッチア研究所創設に尽力され、また、リケッチア感染症においても多大な功績を残された藤田博己博士の追悼プログラムも開催されました。第28回リケッチア研究会は、今年の冬に東京で開催予定です。当院も、引き続きリケッチア研究にの発展に貢献できたらと考えています。
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2024.05.03
リンパ浮腫診療ガイドライン2024年版
3月15日に開催された第7回日本リンパ浮腫学会にて、最新ガイドラインが先行発売されました。会場内では即日完売となる大盛況でしたが、3月下旬頃にはオンラインや店頭で購入可能です。 このガイドラインの発刊には、当院リハビリテーション科の山本優一理学療法士が編集委員として携わりました。 日本リンパ浮腫学会では、患者様向けのガイドラインについても今秋の発刊を目指して準備を進めております。 診療ガイドラインとは、医療現場で適切な診断や治療を導くために、疾患の予防や治療に関する科学的な知見を専門家の知見に基づいて作成されたものです。このリンパ浮腫診療ガイドラインは、日本医療機能評価機構Mindsの事業の一環として作成されています。
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2024.04.24
面会について
4/25(木)より、面会方法が変更となりましたのでお知らせいたします。病院内で感染症が発生すると手術や治療の延期、患者様の病状の悪化など患者様に大きな不利益を与えます。 入院患者様の安全を守るためにご理解とご協力をお願いいたします。
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2024.04.18
乳がんを知ろう
乳汁を作る腺房が集まった小葉と、乳汁を運ぶ乳管を合わせて乳腺といいます。乳腺から出てきた癌を乳がんと呼びます。日本人の9人に1人が乳がんになると言われています。意外と身近な病気ですね。日本人の女性の罹患率の第1位は乳癌です。死亡率は大腸、肺、膵臓に続いて第4位です。ステージ0の乳がんは、ほぼ根治可能であり、小さいうちに見つけられれば90%近く「治るがん」です。乳がんは、ひとそれぞれ広がりや性質が異なります。ひとりひとりに合った治療を行います。マンモグラフィー検査や乳房超音波検査があります。検診マンモグラフィーは40歳以上の方が対象となります。症状のない乳がんはマンモグラフィー検査で見つかることが多いです。その他より詳しく検査するために、CT検査や乳房MRI検査を行います。生検方法は、細胞診、局所麻酔を用いた針生検・ステレオガイド下吸引式針生検があります。 乳房内のがんの広がりによって、温存手術(部分切除術)や全切除術を行います。脇の下のリンパ節に転移が疑われる場合は、腋窩リンパ節郭清を行います。転移はなさそうだと診断できた場合は、センチネルリンパ節生検といって、リンパ節の一部を摘出して検査をします。部分切除の場合、入院は1週間程度、全切除や腋窩リンパ節郭清を行った場合は10日〜2週間程度の入院です。再建手術を希望される場合は他院へご紹介いたします。乳がんの症状は小さいうちは無症状です。しこりや、皮膚のひきつれ、乳頭から血のような分泌物がある、といった様々な症状があります。 血縁者で乳がんにかかったことがある人がいると、そうでない人より約1.9倍乳がんにかかりやすいというデータがあります。また、生まれ持った遺伝子に変異があり、乳がんを引き起こす遺伝性乳がんがあります。遺伝性乳がんは全乳がんの10%程度です。その約半分がBRCA遺伝子の変異が原因とされています。 BRCA遺伝子は遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の原因遺伝子です。変異があると乳がん、卵巣がん、前立腺がん、膵がんなどの癌になりやすいとされています。乳がんにかかった人で下記のいずれかを満たせば保険で検査ができます。また、BRCA遺伝子に変異がある乳がんの方に使用できるオラパリブという薬を使うため、再発リスクが高い方、再発乳がんの方、卵巣がん・卵管がん・腹膜がんを発症したことがある方も保険適用となります。
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2024.03.25
貧血の話
みなさんこんにちは。血液の病気として真っ先に思い浮かぶのは貧血ではないでしょうか?言葉としては馴染みの深い「貧血」ですが、貧血について知らないことが多いという方や、健康診断などで貧血を指摘されて気になっている方もいらっしゃると思います。このコラムでは、貧血の中でも最も一般的な鉄欠乏性貧血についてご説明したいと思います。 血液の中には生命を維持するのに必要な3種類の血液細胞が存在します(図1)。これらの血液細胞には大切な仕事があるわけですが、今回着目するのは赤血球です。赤血球の仕事は、呼吸で肺に取り込んだ大気中の酸素を受け取って、体の隅々の細胞まで届けることです。 貧血とは、酸素の運搬役である赤血球が不足して、体全体が酸素不足に陥ってしまう病気なのです(図2)。貧血になると体全体が酸欠になるため、だるい、疲れやすい、頭がいたい、少し動いただけで動悸がする、息切れがするなどの症状が出ます。これが貧血の基本的な症状です(図3)。 貧血の診断は血液検査でヘモグロビンの量を測ることでなされます。図4で示した基準よりヘモグロビン値が低い場合に貧血と診断されるのです。 では、なぜ赤血球が不足して貧血になってしまうのでしょうか?実は、血液細胞は使い捨ての消耗品なんです。たとえば赤血球の寿命は約120日です。役目を終えた赤血球が毎日200億個ずつ壊れて行くので、僕らは毎日同じだけの赤血球を新しく作って補充している訳なんですね(図4)。 赤血球を始めとする血液細胞は、骨の髄、すなわち骨髄で、造血幹細胞という血液の種になる細胞から作られています。骨髄は血液を作る工場というわけです(図5)。 赤血球は鉄とタンパク質を材料として造られますが、このときにビタミンB12や葉酸、エリスロポエチンといったビタミンやホルモンが必要になります。鉄は酸素を赤血球につなぐクリップの役目をします(図6)。これらのうちどれが欠けていても貧血が起こりますが、今回は一番頻度の多い鉄欠乏性貧血について見ていきましょう。 鉄欠乏性貧血の原因を図7に示します。このように食事から鉄分を取れていない、あるいは鉄分をちゃんと取っているのに、それ以上に出血で鉄分を失っている事が原因となります。 出血の主な原因としては、女性の場合は子宮筋腫などの婦人科疾患による過多月経が多く、男性の場合には大腸癌など胃腸の病気などが隠れていることがあります。 鉄欠乏性貧血の治療はバランスの良い食事と、必要に応じた鉄剤の内服。そして何より原因となっている疾患の治療が大切です。 今日は鉄欠乏性貧血についてお話ししましたが、たくさんある貧血のなかのごくごく一部に過ぎません。貧血は一つの病気というよりも、一つの症状と考えてもらった方がいいと思います。その原因は山ほどあって、さほど心配のないものから、命に関わるものまであります。 貧血の陰に隠れた怖い病気がないかを確認することが重要です。貧血で病院に来たのに、なんで婦人科に紹介されるの?なんで胃カメラをしなきゃいけないの?なーんて思うかたもいらっしゃったかと思いますが、今日の話をお聴きになった皆さんはなぜ、そういう検査が必要なのかが理解できたことと思います。もし、健康診断などで貧血を指摘されたら、重大な病気の発見の糸口になるかもしれません。できるだけ早く、近くのかかりつけ医に相談しましょう。 北福島医療センター血液内科 甲斐 龍幸
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2024.02.08
NST勉強会 ~褥瘡の栄養管理について~
2月1日に、NST委員会主催で職員を対象とした勉強会を開催しました。ニュートリー株式会社様より講師の先生をお招きし『褥瘡の栄養管理』について講義していただきました。 勉強会には、医師や看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士など21名の職員が参加しました。褥瘡の栄養管理に対しては、出血や浸出液がある場合、通常の食事だけでは栄養が不足してしまうことも多く、創傷のステージごとの栄養管理が必要になります。当院では、このような患者様へ管理栄養士が栄養補助食品を選択し、不足している栄養素の強化を行っています。患者様お一人お一人ごとに必要な栄養素は異なり、使用後の効果を評価しながら創傷治癒へ向けたアプローチが必要となります。患者様の一日でも早い創傷治癒に向けて、多職種協働で褥瘡の栄養管理を行えるよう今後も情報を発信していきます。褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。 一般的に「床ずれ」ともいわれています。NST(栄養サポートチーム)は、多職種が専門的知識や技術を持ち寄り、入院患者様の治療が円滑に進むように栄養面からサポートを行うチームです。 当院のNSTでは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・言語聴覚士・医事課スタッフ等の多職種が連携し、患者様の状態を把握しながら、一人ひとりに適した栄養管理が行えるよう活動しています。
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2024.01.11
看護師紹介動画#3を公開しました
他業種との関わりで学んだことは?嬉しいときはどんな時?実際に働いている3年目看護師のリアルな本音をインタビュー。看護師を目指している人や、看護師の仕事についてもっと知りたい人、必見です!➡ 動画はこちら
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2023.12.20
看護師紹介動画#2をを公開しました
後輩指導頑張ってる?ここに就職して良かったことは?実際に働いている3年目看護師のリアルな本音をインタビュー。看護師を目指している人や、看護師の仕事についてもっと知りたい人、必見です!➡ 動画はこちら
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2023.12.19
第59回福島造血幹細胞移植治療研究会が開催されました
2023年12月16日土曜日にコラッセふくしまにて第59回福島造血幹細胞移植治療研究会が開催されました。職種を問わず参加できる研究会で、この日も、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士さんなど多数の方が参加されていました。造血幹細胞移植に関連する臨床研究や、症例報告、また移植を受けた経験のある方による骨髄バンクドナー登録の推進活動などについて発表があり、熱心な議論が交わされました。今回、北福島医療センター血液内科が主幹を務めさせていただき、甲斐医師が当番世話人、志賀医師、宍戸看護師が座長として参加させていただきました。
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2023.12.18
伊達高等学校への出前授業
12月5日、私は北福島医療センターと同じく伊達市に位置する伊達高等学校で、「総合的な探求の時間」(地域探求未来学)の出前授業を行いました。この授業のテーマは「地域医療について」でした。伊達地域は県内でも高齢化率が高く、多くの人々がさまざまな支援を必要としています。特に複数の疾患を抱える高齢者の救急医療は、健康寿命を延ばす上で極めて重要です。私たちの活動は、仁泉会の理念「笑顔を咲かそう」に基づいています。この理念は、豊かな「人間性」と高い「専門性」がプロフェッショナルな看護において不可欠であることを示しています。看護は、自らを育て、充実した楽しい人生を築く一環となります。これらのポイントを、私たちの医療センターの看護部長としての立場からお話させていただきました。地域の高齢者支援や救急医療において、笑顔と専門性を結びつけ、良質で温かみのある医療を提供できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。看護部長 平野