伊達地域包括支援センター主催感染症対策研修会
2024.07.16
総合内科
伊達地区の感染症対策研修会
令和6年6月18日、伊達地域包括支援センター様主催の感染症対策研修会が開催され、当院内にあります、福島県立医科大学総合内科・臨床感染症学講座の山藤栄一郎教授が講師を務めました。研修会には地域包括支援センターの職員の他、地域のケアマネジャー、訪問介護事業所、介護施設で働く介護従事者等多くの方にご参加いただきました。
5類感染症移行後の新型コロナウイルス感染症対策
山藤教授からは5類感染症移行後の新型コロナウイルス感染症の最新の状況、多くの症例、研究から新たに判明した特徴、新型コロナウイルス感染症に限らない、家庭や職場でできる有効な感染症対策について話をされました。
制限緩和による介護現場での苦悩
講演後、参加者の皆様との質疑応答が行われ、普段、家庭や職場でお困りになっていること、判断に迷うことなど具体的な質問が多く寄せられました。5類感染症移行により様々な制限が緩和されたことで、感染のリスクが高まっており、感染した場合、重症化の恐れのある高齢者を支援する介護の現場では、その対応に非常に苦労されていることを改めて感じました。今回の研修会に参加していただいたことで、参加者の皆様が感染症の特徴を正しく理解し、職場やご家庭での適切な対応に繋がればと思います。