NST勉強会 ~褥瘡の栄養管理について~
2024.02.08
栄養科
<span>令和6年2</span>月<span>1</span>日に、<span>NST</span>委員会主催で職員を対象とした勉強会を開催しました。ニュートリー株式会社様より講師の先生をお招きし『褥瘡の栄養管理』について講義していただきました。 勉強会には、医師や看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士など<span>21</span>名の職員が参加しました。<span></span>
褥瘡の栄養管理に対しては、出血や浸出液がある場合、通常の食事だけでは栄養が不足してしまうことも多く、創傷のステージごとの栄養管理が必要になります。当院では、このような患者様へ管理栄養士が栄養補助食品を選択し、不足している栄養素の強化を行っています。患者様お一人お一人ごとに必要な栄養素は異なり、使用後の効果を評価しながら創傷治癒へ向けたアプローチが必要となります。<span></span>
患者様の一日でも早い創傷治癒に向けて、多職種協働で褥瘡の栄養管理を行えるよう今後も情報を発信していきます。
褥瘡(じょくそう)とは
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。 一般的に「床ずれ」ともいわれています。
NST(栄養サポートチーム)とは
NST(栄養サポートチーム)は、多職種が専門的知識や技術を持ち寄り、入院患者様の治療が円滑に進むように栄養面からサポートを行うチームです。 当院のNSTでは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・言語聴覚士・医事課スタッフ等の多職種が連携し、患者様の状態を把握しながら、一人ひとりに適した栄養管理が行えるよう活動しています。