薬剤科

▶特 色
当院では血液内科、乳線科、消化器科で抗がん剤による化学療法を実施しており、我々薬剤師は抗がん剤の調製、薬剤管理指導業務を中心に携わっております。また、今後全病棟への薬剤師配置を目指しており、今後は入院されているすべての患者様に対してきめ細かい対応をして行きたいと考えています。
毎年2名程度、薬学部の5年生を対象として11週間病院実務実習を受け入れており、教育に対して積極的に取り組んでおります。
多くの薬剤師が認定薬剤師や専門薬剤師を目指しており、業務と自己学習を両立させながら活動をしています。
感染対策、医療安全、NST等のチーム医療においては、医師・看護師等と共にチームの中心を担いその専門性を発揮しています。

▶調 剤(内服薬・外用薬)
医師が処方した内容について、薬剤師の視点から投与量・用法、重複投与、相互作用、併用禁忌の有無などを薬歴や検査値とともに確認し、疑わしい点があれば処方医師に必ず確認してから調剤を行っています。

 

▶調 剤(注射薬)
医師が処方した内容について、投与量・投与法、配合変化、併用禁忌、投与速度、内服薬との重複の有無など適正であるか確認した上で、患者様ごとにケースにセットし、病棟へ払い出しています。

   

▶抗がん剤調整
当院ではあらかじめ登録されたプロトコルに基づき、投与量、投与スケジュール、投与方法のチェックを行っています。また、専用の安全キャビネット内で抗がん剤の調製を行っています。

   

▶医薬品管理
病院内で使用する医薬品の購入、在庫管理、各部署への供給を行っています。購入した医薬品が、患者様に安全に使用できるように、病棟、外来、手術室など院内に配置されているすべての薬剤を薬剤師が定期的に点検しています。

▶医薬品情報業務
医薬品を適正に使用するためには情報が必要であり、日々変更・更新される医薬品の情報を収集・管理し、医師、看護師などの医療スタッフへ迅速な情報提供に努めています。厚生労働省などから発表される緊急安全性情報や医薬品等安全性情報の提供、また新規に採用となった医薬品について、オーダリングシステム上のマスター登録やメンテナンス管理も重要な業務です。

▶薬剤管理指導業務
入院患者様を対象に、安心して薬による治療が受けられるよう、薬の効果、使用方法、注意点などの説明、患者様からの薬についての相談にも対応しています。また、副作用の確認も行っています。病棟ごとに担当薬剤師がおり、医師や看護師と連携を取ることで、安全で有効な薬物治療に貢献しています。また、外来の患者様についても必要に応じて、薬の説明を行っています。  

▶製剤業務

   

市販されていない特殊な薬剤を医療現場からの要望により調製、供給しています。

▶治験業務
治験とは、新しい薬や新しい治療方法についての効果や安全性を確認して国の承認を得ることを目的に実施される臨床試験です。薬剤師は治験薬の管理、調剤や治験の実施に必要な事務手続きを行っています。

▶チーム医療への参画
チーム医療は、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士など医療スタッフが互いの専門性を尊重し、最大限の能力を引き出し合うことによって最善の治療をおこなう医療現場の取り組みです。各医療スタッフはそれぞれの職能を発揮し、患者さんにとって最も効果的な治療法や方針が検討されます。当病院でも薬剤師が、感染対策チーム、医療安全、栄養サポートチームなどに参加し、薬剤師の視点から患者様の薬物治療を支援しています。

▶薬学生実務実習への取り組み
薬学部教育課程が平成18年4月から4年制課程から6年制課程に移行したのに伴い、薬学部5年生を対象に11週間、毎年二名程度を受入れて病院実務実習を行っており、医療の高度化に対応した薬剤師の育成にも力を注いでいます。