院長の挨拶

kimura                                          
 北福島医療センターは開放型病院として平成14年当地伊達へ移転し、平成21年からは地域医療支援病院として多くの登録医(平成27年3月現在、157施設、173名)の先生方との連携のもと当地における地域医療を担ってきております。 
 この間平成23年の大震災の際は施設に大きなダメージを受け、また同時に起きた原発事故の影響で何人かの医師や職員が辞めたこともあり、その後少ない戦力で病院機能を維持するという苦難はいまだに続いています。このような中、来るべき超高齢化社会に向けての医療再編成が進む中、北福島医療センターも変化を求められています。
 移転時には急性期226床でスタート致しましたが、平成25年度には、今後ニーズが大きくなることが予想される回復期リハビリ病棟を1階のワンフロアーとして拡充(55床)、また昨年には地域包括ケア病棟(28床)を新設致しました。これらの病床は、身体に不自由を有し、専門的なリハビリを要する方や慢性の疾患を有する、主にご高齢の患者さんのための病床です。登録医の先生方との連携のもと、これらの病床を有効に活用し、従来の入院が長くなりがちであったご高齢の患者さんを地域(家庭)に早く戻れるよう手助けをさせていただきたいと思います。当センターもこれからの高齢化社会や地域のニーズに応じてさらに病院の姿を変えてゆかざるを得ません。今後も登録医、介護施設、訪問看護施設、他病院との一層の連携を図り、“病院から地域(家庭)に”を実践してゆきたいと考えます。また震災でダメージを受けたオーチャードホールなども修復し、地域医療支援病院活動の一環として健康講座、講演会、その他健康に関する催し物も定期的に行えるようになり、地域における健康啓発に役立っているものと考えます。各診療科とも今やらなければならないことは何か、出来ることは何かを考えて、当地における地域医療を実践し守ってゆきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

平成27年4月

院長 木村秀夫